骨粗しょう症
骨粗しょう症
骨粗しょう症とは、骨強度が低下することにより骨折のリスクが増大しやすくなる病気です。骨密度が低下する原因は、加齢やステロイドなどの薬の副作用、そして女性ホルモンの低下も深く関係があります。
当院では、日本骨粗しょう症学会認定医が骨粗しょう症の検査・診断から治療まで行います。検査は骨密度の測定と、採血で骨代謝マーカーの測定を行い、骨の新陳代謝を調べることによって最善の治療を選択させていただきます。骨粗しょう症の治療目的は骨密度の低下を抑え、骨折を防ぐことにあります。当院では食事療法、運動療法、薬物療法を組み合わせた治療を行っています。
骨粗しょう症は、元気なうちから徐々に進行していくため、自覚症状がなくても予防と早期発見に努めていく必要があります。ご自身やご家族の方で、知らぬ間に骨粗しょう症になっていないか一度当院までご相談ください。
背骨(腰椎・胸椎)、もものつけ根(大腿骨)、手首(橈骨)、肋骨、骨盤など
骨密度は、20歳でピークを迎え、女性では閉経後から徐々に低下してきます。
そのため40歳以上の女性の方で、骨粗しょう症の患者様は全体の約20%と言われています。
また男女問わず、60歳頃から骨密度は徐々に低下してきます。
骨粗しょう症は、骨折などなければ一般的には無症状のことが多いため、以下の症状がある方は検査をお勧めします。
ガイドラインではDXA法という方法で腰椎と大腿骨(股関節)の両方を測定することを推奨しています。
一般的に、腰椎と大腿骨で測定できない場合に限って手首(橈骨)で測定することがあります。
当院では、ガイドラインで推奨されている腰椎と大腿骨の両方を測定できる高性能DXA装置を導入しています。